東京 住めば都ある記

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代行サービスでは叶わない「して欲しいこと」 不適切にもほどがある #2

TBS金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』第2話観ました。

 

第1話も観たけど、2話目はもっとおもしろい。

 

グッときたところが2箇所ある。

 

その1。

 

主人公が大切な思い出の品を、現像した写真やチケットの半券など、デジタルではなく手元に物理的に持っているところ。

 

見ていて気持ちが温かくなった。

 

ちょうど先日行った美術館の半券を、保管しようか捨てようか迷って末に捨てたということがあって「半券の存在感って昔と変わったな」と感じたところなのです。

 

過去のライブやフェスの半券は今でもファイルに保管しているけど、近年は保管したりしなかったり、バラバラ。

 

置いておきたい気持ちと、置いていてもキリがない…という気持ちがある。

 

先日は「置いていても…」の方が勝ってしまったのだ。

 

グッときたところ、その2。

 

「あんたが今して欲しいことが俺にできることだよ」というセリフ。

 

かっけーーー!

 

この言葉が、私が日頃から夫に感じているモヤっとする部分にめちゃくちゃ刺さる。

 

我が家の夫も家事育児に協力的なんです。

 

とても感謝しています。

 

一方で「ちゃんと協力してるでしょ」みたいな圧を感じてもいる。

 

夫がわざと圧を出しているわけではないのはわかってる。

 

「協力してくれている」という事実があるという、圧。

 

協力はしてくれてるが、その夫の協力は本当にして欲しいことな訳ではないことが多いので(ありがたいのだけど)感謝の気持ちがあんまり生まれない。

 

夫がする協力は、家事やベビーシッターなど代行サービスを使えば叶う範囲内の協力であることが多いからだ。

 

それは私自身が自分でもできること。(まさにドラマの中でも言っていたところ!)

 

本当に心からやって欲しいとことは、代行サービスではできない、家族である夫にしかできない、思いを分かち合ったり子供達のことを一緒に考えたり、同じ方向を見ているという確信のような、安心できる気持ちの部分にあると思う。

 

この「本当にやって欲しいこと」がなかなか叶わない。

 

「知っててわざとやってる?」と思うくらいに本当にやって欲しいことからズレている。

 

協力はありがたいことではあるから、この想いがわがままだといわれるだろうか。

 

わたしはイタイ妻?

 

「協力」はしてくれる夫と、本当に協力して欲しいところは叶わないという現実。

 

だからずーーーっと平行線なのね。

 

今日から一番して欲しいことを夫に伝えていこう。